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夢小説設定
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「確かに早乙女とは中学から一緒だったし、同じだけの時間を過ごしてるし培ってる。
だけどそれは好きか嫌いかで言ったら俺は嫌いだと答える。あんな料理もしない掃除もしない子はね」
「!?」
「蓮二や仁王に言われたよ」
「え?」
柳君に、仁王君?
「月渚の受験した私立が立海だけじゃないことも」
「!?」
待って何でそれを知っているの?
「あの日もあの瓶を持ったまま、月渚は早乙女に押されてたって事も、それを仁王が後ろにいて、助けてくれたことも」
「…だったら何で。あの時それを信じてくれなかったの?
あたし、言ったよ?あたしはやってない彼女に押されたって。だけどせーちゃんはそれに対して嘘だと。はっきり言ったじゃない。だったら柳君や仁王に言われたことも何で嘘だと思わないの?それも中学から培ってきたものだから?」
「それは」
「せーちゃんはさ結局今を見てはくれないんだね」
ホールドされている足を出して立ち上がれば
「あたしはツキ君たちみたいにちゃんと自分を見てくれる人がいい。それがどれだけ離れてても同じことなんだよ」
「え?」