13
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「ほれ、ここに座って話ぃ」
そう、修ちゃんが言ったのはあたしの横の事で
「いいんですか」
「かまへんよ。月渚が逃げなければの話やけどな」
「!?」
逃げたい。逃げたいに決まってる。信じてくれない人の所にいたって何もならないと言うのに
「遠慮なく」
そう座ってしまったせーちゃんと出て行ってしまった先輩達
グッと引き寄せられた体は、せーちゃんの足の間に入れられていて
「幸…」
「…」
目線はこっちにあるのに、反応してくれないせーちゃん
「それはそうだろうね」
「!?」
「ふふ。月渚は分かりやすいんだよ。表情で読み取れるくらいに」
「な!」
「だからこそ本当は信じなくちゃいけない。信じてあげなくちゃいけなかったんだね俺が」
「ゆ「精市」」
「え?」
「精市でしょ。前みたく呼んでも構わないけど」
なんだか、それが恥ずかしくてせーちゃんの足から逃げようとしたのに
せーちゃんの足であたしの足をホールドしているもんだから逃げられなくて
「ごめん」
「せ、せーちゃん」
「!?」
「それは何に対してのごめん。なの?」
「それは」