13
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「てめぇ…」
「ましてや、昨日一昨日初対面の人間にそれを言って来るのも、どうかと思いますけどね」
「お前…!」
「本当の事でしょう?じゃあ仮に会ったことのない人間に同じことを言われたらどうか言われた側はどう思うかやられた側は?やった側は?そんな事すぐに分かることでしょう?
あたしは早乙女さんにも櫻井さんにされたことは許すことはない。ましてやこの時期が一番嫌いなの眠れなくなるほどに」
「何?」
「なら教えてあげましょうか。彼女があたしに何をしてきたか、何をされたか」
「月渚」
「ツキ、君?」
「震えている人間がそれを話してもしょうがないだろう」
「でも…」
「大丈夫だ。こいつらはどうとにでもなる。お前の味方はここにちゃんといる。事実を知っている奴らだろう」
「うん」
すっぽりとツキ君のジャージに隠されてしまったあたし
「おい」
「何だ」
「こいつが俺達のマネにされた…」
「それを知ってお前たちはどうする。された側の月渚の心の傷をお前たちは再び抉るつもりか」
「なんやと」
「お前たちが月渚にしようとしたことはそう言うことだ。コイツの心の傷はお前たちが思っている以上に計り知れない。ということだ」
「それをお前たちは知っているということかよ」
「あぁ。俺達は知っている。だからこそここで自由にコイツのやりたいことをやらせている」
「!?」
「どういう」
「マネージャーという肩書を持ちつつ俺達が練習している間は見えるところで自由にしているということだ」
「!??」
「早朝のコート整備も月渚がやらなかったら時間まで誰もしないだろう」
「何?」