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せーちゃんに引っ張られたまま開会式の場所まで連れて行かされたあたし
立海の初戦の相手はいきなりの氷帝戦だ。青学はどうやら違うらしい
「で?何でみんなしてあたしを囲うわけ?」
「何で?決まっているじゃないか」
コートのベンチからあたしの方まで来たせーちゃん
「月渚が逃げるからだろう?」
「は?」
せーちゃんの言葉に耐えきれなかったのか、丸井君も桑原君も肩で笑っているのが分かる
「逃げてな「なくないだろう?」」
「柳君まで」
「お前が逃げれば精市のプレイに支障が出るのでな」
「だから、なんの」
「いろいろだ。(俺達への八つ当たりも減ってくれるとありがたいのだが)」
「月渚ー!」
「くるみ~」
立海のテニス部を押しのけてあたしの所まで来てくれたくるみ
「行こ!向こうで"試合"が始まっちゃう」
「あ、うん」
「行かせるわけがないだろう?」
「へ?」
ぐっと掴まれて後ろへひかれたと思ったら何故かベンチにいたはずのせーちゃんがいる。でも、ベンチにもせーちゃんがいる
「誰?」
「え?」
「せーちゃんじゃないでしょ?誰」
「完敗じゃのぉ」
ウィッグを取ったと思ったら、仁王君で
「言ったでしょ?立海は応援しないって」
くるみの方に向かえば
「月渚」
「な、何?」
「戻って来い」
「!?」
何で、そんな事言うの?
あたしは違うのに、せーちゃんにとってはただの幼なじみなんでしょ?
あたしが誰と一緒にいても変わらないはずなのに