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夢小説設定
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そこで?
「今年はね、それだけじゃないんだ」
それだけじゃない?
「U-28」
「!!」
「分かるだろう君になら」
「はい」
「なら、話が早いね」
「そうですね」
「君には、元ジーニアスにいたあのメンバーのマネージャーをしてもらいたい。入る施設は別だけど、コートだけは間に合わなくてね」
「構いません。今のあたしが信じているのは、そんなにいません。
信じて欲しかった人に信じてもらえない悲しみ苦しみは消えることはないでしょうから」
「そうかい」
「まぁ、U-28のメンバーは」
「着いたようですね」
カメラの向こうに映っているのは懐かしい顔ぶれのU-17にいた人たちばかりだ
「みんな…だ」
「はい。今までの人材を呼びましたから」
きっと、これはコーチたちの配慮なのだろう
「ありがとうございます。コーチ」
「いいえ。では戻って良いですよ」
「はい」
廊下に出ると、そかと小さく呟いた声は届いていないだろう
「U-28に、17…か」
コートに戻ると
「お帰りぃ」
「ただいま?」
「何で疑問形なんですか。普通に言ってくださいよ」
「はぁい。ただいま」