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夢小説設定
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「見たものが全てとは限らないぞ。跡部」
「はっ」
何を言ってやがる。そう言いたげな顔の跡部と呼ばれた人
「櫻井以上に、傷ついて未だにトラウマになっているのは、コイツだ」
「!?」
そう言ってくれたのは後から出て来たツキ君で
「あ、ありがとう」
「問題はない。問題なのはそれを信じ切っているこいつらだろう」
「!?」
ツキ君は優しい。あの時も今も。それは変わらない
少し歩いていると、出てきてくれたくるみ
「大丈夫?」
「うん。だけど戻ることにした。合宿所」
「!?いいの?幸村君に会えなくなるわよ」
せーちゃんに会えなくなる…合宿所に行くというのはそう言うことだ
「うん仕方がないよね。だってせーちゃんは信じてくれないんだもの。あたしの言ってることを」
「月渚」
顔を上げると目線の先にいたのは立海のマネージャーとせーちゃんで
「やぁ、おはよう」
「おはよう」
「お、はよう」
「ん?顔色が悪いね。だい…」
パシッとせーちゃんの手を振り払ってしまった。でも、これでいい
「信じてくれない人の手なんて、触りたくもないし触って欲しくない」
「!?」
「そこのマネージャーと仲良くしてれば?あたしにはもう"無関係"だから」
「無関係だなんて大げさだな。また終われば立海に」