海
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「今は精市が弦一郎と2人で話を付けてる」
2人きりで?
「ほんと精市君の事好きだよね?月渚」
「!?」
「分かりやすいよ。月渚は」
「そう、かしら」
「うん。でも弦一郎のげっそりしている姿が目に浮かぶよ」
「そうね」
水着やらパーカーやらを洗うために洗濯機の中に入れて回している間に
「月渚」
「何?」
「話してみたら?弦一郎に」
「弦一郎が分かってくれるとは思ってもないけど」
「それはあたしも同じ。だけど何も言わないよりはいいでしょ。それにこのままだったらあたしの義理の兄にされるの弦一郎が」
「あ…」
「あたしは、あんな男が義理でも兄なのはごめんだわ」
「乃愛」
「蓮二君や精市君雅治や赤也ならともかくブン太とも義理の兄弟になるかもしれないんだから」
「そうね話してみるわ。弦一郎にも両親にも」
「うん」