海
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電車でも帰れる距離をバスでゆっくっりと一緒に帰って来たあたしとブン太
「送ってくれてありがとう」
「おう。明日朝迎えに来るから」
朝!?迎え!?
「で、でも…!」
「じゃないと、また変な男に寄られても困る」
そっか
「待ってる」
「そうしてくれよ」
じゃあなと言って帰って行ったブン太
だけど、あたし達よりも先に帰ってきたはずの月渚は浮かない顔をしていて
「ただいま」
「お帰りなさい」
「月渚」
「え?」
「大丈夫?」
「どうかしら」
「どういう」
「駅に弦一郎が来てたのよ」
「駅に?」
「そう。精市が弦一郎に"迎えに来たのかい"そう言った後に言ったのよ」
言った?
「"当り前だろう月渚は仮にも俺の婚約者だ”と」
!?
"婚約者"それがどれだけ月渚を苦しめているか分かっていない弦一郎は月渚の気持ちが弦一郎に向いていない事も気づいていないのだろう
「そっか」