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夢小説設定
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青学に編入して半年。関東大会の試合を決める抽選会上にあたしは不二君と一緒に来ていた
「落ち着かないかい?」
「そ、そんな事」
「まぁ立海大も来ているだろうしね」
苦笑いしか出来ないあたしにそんな事を言う不二君は流石だと思っている
先に来ていたらしい立海は別の学校との試合が組まれていることで初戦は免れている
「夢姫。引いておいでよ」
「やだよ。不二君が引いて来てよ。副部長でしょ」
「仕方がないなぁ」
青学と言われたと同時に立って行ってくれた不二君は反対ブロックの別の学校との対戦を引いてくれている
抽選が終わって会場の外に出ると、立海の幸村君と柳君が来ていて
「久しぶりだな」
「そうだね。元気そうで良かった」
「あぁ。俺達はな」
俺達?
誰か怪我でもしたのだろうか
「海原祭が終わった直後」
「仁王は知らないけど、夢姫が青学に戻ってからだね。立海の練習に顔すら出さなくなってずっとさぼっている状態が続いているんだ」
!?
あの立海でサボるなんて事在るはずがないと思ってたのに
「そして立海は今頃練習中だろうけど、今もなお仁王は参加をしていない」
「え?」
一緒にいる不二君を見た幸村君は
「不二。悪いんだけど1日だけ夢姫を立海のテニス部の為に借りてもいいだろうか」
「僕個人としては構わないよ。でも」
「俺が許すはずがないだろう。幸村」
その声の主は青学の部長を務めている手塚君で
「生徒会の仕事は終わったのかい?」
「あぁ。だから来てみたんだ」
「そっか」
手塚君は幸村君たちの方を向いていて
「夢姫は俺達の大事なマネージャーだ。確かに半年間は立海にいたかもしれないが今は青学の人間。そう簡単に渡せるはずがないだろう」
「そっか」
後ろを向いて歩きだした2人を見送って居てもどうしてもそれでも仁王君が気になってしまうのは事実で
「手塚君不二君、ごめん。先に帰ってて」
「え?」
「おい」
「大丈夫。少し話して来るだけだから」
あたしが幸村君を追いかけると既に会場を出て行った後の様で探していると
スマホで連絡をしていたらしく2人でベンチに座って居て
「幸村君、柳君」
「夢姫?」
「そんなに慌ててどうした」
「ごめんね。仁王君にあたしと会ったって伝えてくれて構わないよ」
「でも」
「あたしが立海を出て半年。あたしはもうお青学の人間で青学のマネージャーなんだからっていう覚悟かも知れないけど」
そんな中ふっと笑った柳君
「柳君?」
なんて思っているとグッと力いっぱい後ろに引っ張られて見上げると息を切らしている仁王君の姿
「え?」
「やっぱりちゃんと話をした方がいいと思ってね。抽選会場にいたタイミングで仁王には連絡をしていたんだ」
「な!?」
「仁王が練習をさぼってたのは嘘じゃないよ。今日の抽選会場にだって来るかなんて俺達は知らなかった。知って居たのは青学にいるという事だけだからね」
「!?」
「不二には連絡をしておいてあげるから夢姫はちゃんと仁王と話をした方がいい」
「でも…」
「感謝するゼヨ幸村」
仁王君があたしの手を掴んだまま歩き出したと思ったら、歩く歩幅が違うのもあって仁王君の歩くスピードであたしは小走りになって言ってしまう
「ま、待って…っ」
ある場所で止まった仁王君。その場所は去年青学と立海が試合をした会場だ
「何で」
