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夢小説設定
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「何で部室なんっすか」
「赤也君だけ。話しておこうか」
「俺にだけ?」
「そう。幸村君と柳君は知ってることだから」
「部長たちは知ってる?」
「あたしね。東京に帰ることになったの」
「な!?」
「元々がお父さんの会社の都合だったし、区切りが付けば戻れるって話だったの。
そして今日が立海にいられる最後の日。明日は東京の学校の編入試験だから」
「そんな…何も戻らなくても!」
「確かにそうも思った。でもあたしにはもうお父さんしかいなくてどこの学校に行くにしてもそれでもやっぱり親の力が必要になる。
何かあった時、東京と神奈川じゃ距離がありすぎて直ぐに来れない事の方が多くなってしまう。だから一緒に東京に戻るの」
「そんな…じゃあ、仁王先輩は」
「告白された。でも東京に戻って神奈川に来るかもわからないあたしが仁王君と付き合っても苦しめちゃいそうだから」
「そっか」
立海を出たら最後。あたしは立海生じゃなくなる
部室を出ると誰もいないテニスコートを一緒に見てくれていて
「中学の関東大会で初めて青学が立海に買った時、正直驚きを隠せなかった。全国区とは言えない。でも個人のレベルとしては確かに高い技術力を持っている青学にとって勝てるなんて誰も想像もしなかった」
「あぁ」
「それは俺達も同じだ」
「全国大会もそう。同じ立海と試合をしても幸村君が復帰すればまた変わる。そう思ってた」
「あぁ。だが結果的に俺達は青学に負けた」
「実はね、その時には既にお父さんに神奈川に行く話が出ていたの。だけど、伸ばし伸ばしにしていたけど結局半年前にあたしはお父さんと神奈川に来て、この立海に来た」
「確かに時季外れではあったが」
「そう言った理由だったんだ」
「うん」
「テニス部のマネをしていたのは青学でもしていたからだったんだね」
「そういう事」
「東京はもしかして」
「うん。東京に住んでいた家が青学に近いから編入試験青学で受けるつもり」
「そうか」
「次会う時は再びライバルという訳だ」
「うん」
「じゃあ、仁王先輩の告白を断ったのって青学に戻るかもしれないからっすか」
「そうだね」
「そんな」
「この事を知って居るのはこの2人と赤也君だけ。他の皆には黙っておいてね」
「何でっすか!」
「分かるでしょ?立海は此れから地区大会、県大会、関東、全国とこれから勝ち進んでくる。関東も全国もこれから立海は3連覇を掲げてくるのでしょう?」
「あぁ」
「勿論だよ」
「だからああしがライバル校に行くかもしれない。なんて言いたくないの」
下を向いてしまっている赤也君は震えている。こんな赤也君は中学の時の全国大会以来だ
「勝てる喜びも負ける悔しさも知って居るのなら、赤也君はもっと強くなれるよ」
「え?」
負ける悔しさを知ってる。自分のサーブを打ち返されたときの恐怖も知ってる。そういう選手はもっと強くなる」
「確かにそうだな」
「頑張ってね」
「うぃっす!」
グラウンドに行くとまだキャンプファイヤーが続いていて
「夢姫」
「うん?」
「これは立海テニス部からの挑戦状だと思って聞いてほしい」
立海テニス部からの挑戦状?
「夢姫が青学や氷帝、ルドルフもしかしたら違う学校かも知れないけど」
「うん」
「それでも関東や全国大会で会った時、試合をすることになっても俺達は負けるつもりは無い」
「え?」
「夢姫が立海でマネージャーをしていた時の実力が上がって居る」
そうだったんだ
「つまりお前が何処の学校に行っても選手の実力が上がるという可能性が非常に高いと言ってもいい」
「そっか。もし試合で会う事になったらその時はよろしくね」
「あぁ」
