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卒業式当日
「月渚もとうとう立海を卒業か」
「随分と早かったものですね」
「そうだな」
当日の朝早くから駆け付けてくれた両親はきっとあたしの立海の制服を見たのなんて初めてかもしれない
「でもまさか其の儘立海の大学へ行くとは思いませんでしたけど」
「やりたい事があるのか、その指輪の相手がいるのかもしれないな」
「そうですね」
「気づいてたの?」
あたしの左手に嵌めてある指輪に
「気づかないわけがないだろう」
「月渚が月渚らしく居てくれるのが私たちの幸せよ」
「うん」
家を出て立海に行くと
「お父さんお母さん」
「ん?」
「なんだ?」
「あのね?卒業式が終わったら紹介したい人がいるの」
「あら」
「其れでは早々に嫁に行きそうだな」
「そうですね。でも月渚が決めた人だもの。会ってあげましょ」
「あぁ」
教室の中に入ると教室にいる人たちはまばらで
「今日も随分と早いな」
「そうですね」
「うむ。だが仁王と丸井がまだ揃いも揃って来ていないのか」
「ううん。雅治は来てるよ」
「何?」
「ブンちゃんも来てるとは思うけど」
そう言い切れたのは机の横にバックがちゃんとに引っ掛かっているからで
「そうだな。まぁ恐らく仁王は屋上にでもいるのだろう」
「だろうね」
そんな中ブンちゃんが教室に入ってきて
「随分と手荒な歓迎をされたようだな」
「全くだぜ。何とかボタンは死守してるけどよ」
「人気者だから仕方ないね。卒業式が終わったら大変なことになりそ」
「お前が其れを言うのかよぃ」
「うん」
雅治が人気者なのは今まで見てきたことだから分かって居たことだ
そんな中、欠伸をしながら来た雅治のブレーザーの釦はもぎ取られていて
「おま…ボタンは如何した」
「むしり取られたぜよ」
「ほう」
「俺としては何であんなんが欲しいんか分からんがのぉ」
あ、そうなんだ?
「おーい。そろそろ並べよー」
そう言った先生の言葉に別クラスの人たちは教室に戻っていき
「ま、雅治」
「ん?なんじゃ」
「あのね?卒業式終わったら両親にあって欲しい」
「行き成りずいぶんハードルを上げて来るのぉ」
「今日を逃したら両親とも暫く海外に行くことになってて…いつ帰って来るか分からないから」
「さよか」
本当に会ってくれるのか分からなくて雅治の制服を小さくつかんでいると
「逃げんぜよ。俺は」
え?
「ちゃんとに会ってやるきに。そう心配しなさんな」
「うん」
