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「大学に行くからまだ先じゃけ。その前にこれだけ私とこうかと思うての」
「いいの?」
「月渚だけじゃ。春からは少し離れるが参謀もおるし真田も柳生もおるからなんの心配若しとらんが、ちゃんとしたのを此処に嵌めてやるけ。其れ迄大学で待ってんしゃい」
「うん」
「それと」
それと?
「まぁ卒業もするしいいか」
「?」
「俺と一緒に住むか」
!?
「俺はお前さんを手放すなんて考えてないけぇ。早く一緒に住んでも変わらんじゃろ」
「そ、そうだけど…っ」
「俺が帰って来た時真っ先に会えるんが月渚じゃという楽しみも増えるんじゃがのぉ」
そう言われてしまえばあたしも何も言えなくなってしまって
「お、お願いします…」
2人で一緒に歩いて帰って居ると
「随分と話し込んできたようだね」
「なんじゃ待っておったんか」
「いや。他の人たちは帰らせたよ。特に真田はソワソワしていたようだけどね」
「へ?」
「真田が待っておったら不審者じゃの」
「そうだろ。だから帰らせたんだ」
精市君があたしの指を見て驚いた顔をしたのも束の間
「幸村には隠し事をしてもすぐんバレるじゃろうからの。月渚には婚約指輪だけ渡しておるだけじゃ。大学で何かあっても参謀もおるし何の心配もしていないがの」
「そうだね」
「出られる限りの試合に出まくって一緒に住む話もしておるからの」
「へぇ。仁王に泣かされないようにね月渚」
「あ、うん」
跡部君たちといい、精市君も何であたしが泣かされる前提の話をしてくるんだろう
「月渚は知らなかったね。仁王はね月渚が来るまで女にだらしない所があってね。とっかえひっかえだったりもしてたからさ」
「な!?」
「そんなこと言うんじゃなか」
「本当の事だろう。だから泣かされないようにねって事だよ」
そうだったんだ
しょんぼりしていると
「月渚。今はお前さんだけじゃ。其れはこれから先変わらん。指輪はその証拠じゃ」
「本当?」
「本当じゃ」
「じゃあ、仁王。今度は卒業式で」
「あぁ」
精市君と別れると、あたしの住んでいるアパートまで送り届けてくれた雅治
「雅治?」
「こんないい所じゃないかもしれんがそれでも」
「待ってるね」
「あぁ」
一寸待ってて。そう言ったあたしは家の中に入ると呼びに作っておいた合いかぎを雅治に手渡すと
「いいんか」
「雅治が帰って来てもあたしが大学の中にいる可能性が多いから」
「そん時は大学の中まで迎えに行くぜよ」
「うん」
「ほんじゃ、おやすみ」
そう言った雅治を見送った後両親から連絡が入って居て
卒業式には出てくれるという事になり、其れだったら雅治の事も紹介できると思った
