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シングルスに立海はまさかの赤也を投入してくるとは思わず、氷帝はジロ君が出ていて
「実力的には赤也もジロ君も同じくらいなのに、ジロ君が押されているなんて事」
「普通じゃあり得ねぇよな。慈郎だってお前が転校したのショックだったみたいだしよ」
え?
「アイツ、顔には出してねぇけど、お前がこっちに帰って来てたり、見かけたりするとすげぇ嬉しそうにしてたしよ」
そうだったんだ…
「今日の試合も張り切ってたしな。月渚が見に来るって知った途端に」
「そう…なの?」
「あぁ」
「月渚には黙っとけってアイツは言ってたけど、普段の練習サボりがちな慈郎が練習もさぼらずに来てたんだ」
そうだったんだ。目が離せないでジロ君の試合を見ていると
「楽しそうだね。ジロ君も」
「そうだな」
あんなジロ君見たのも初めてかもしれない。というよりもまじまじと氷帝の選手を見たことがなかったからかもしれないけど
「ゲームセット!ウォンバイ氷帝7-5」
「ふぃ~たっのしかったーー!」
「お帰り。楽しそうなジロ君見られただけ満足だよ」
「マジマジ!?月渚も見てくれてたの!?」
「勿論。ちゃんと見てたよ」
中学の時ももっとこうして氷帝の練習だけじゃなくて試合も見てたら何かが変わってたのかなぁ
「続きましてシングルス2の試合を開始します。シングルス2立海大附属、柳蓮二」
「ここで柳が出て来るのか」
「ビッグスリーは出るでしょ。どう考えても」
「どうだろうな」
「氷帝学園日吉若」
ワカ、ここで出して来るんだ
「最後の最後でいい経験を詰めるかな。ワカ」
「だろうな。日吉の弱点も知り尽くしてきてるだろうな柳の奴」
「だろうね」
「でもきっと柳君が勝つんだろうけど。どんな結果になってもワカにはもっといろんな人と試合をして経験を積んで欲しいな」
「そうだな。それは俺達も同じ意見や」
試合を見ていると柳君はきっと本気も出していないだろう。其れでも1ゲームも取らせない当たり流石だとしか言いようがない
「ゲームセットウォンバイ立海大附属。6-0」
「マジかよ」
「あの日吉が1ゲームも取れないなんて」
戻ってきたワカは何も言わずにベンチに座り込んでしまい
「お疲れやな」
「まさか1ゲームも取れないとは思わないでしょ」
「せやな」
「氷帝を出て行った貴方が其れを言うんですか」
「ワカにはそう見えちゃったのか」
「事実そうでしょう。柳さんに試合が始まる前に言われました」
柳君、ワカになにを言ったっていうの?
「月渚の氷帝の制服を見たかったのは俺達だけではないと。そして本当は氷帝側ではなく立海側で見ていて欲しかったと言われました」
あー…なるほどね
「ねぇワカ」
「何ですか」
「何であたしが氷帝を出て行ったか分かる?」
「知りたくもないですよ」
