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職員室前で進路希望の用紙にそれを書くと担任に出してきて
「なるほどな」って先生にまで言われた。
雅治と付き合っていることは、同学年の人たちは知っていると蓮二君が教えてくれたこともあって先生も雅治の為なのだろうと考えているのかもしれない
「お待たせ」
「あぁ」
雅治は一緒にいる間は、よく手を繋ぎたがる。夏場は例外として
「何だ、出してきたのか」
「うん。雅治にも話して大学に行くことにした」
「そうか」
手を放して、着替えに行った雅治をここで見送ってあたしは、テニス部の見学をする。
「これ、掛けときんしゃい」
そう言って渡してきた雅治のブレーザー
「いいの?」
「あぁ。まだ寒いじゃろうが」
「ふふ、ありがとう」
「おん」
そう言ってコートに入ったと思ったらいきなり赤也との試合を始めた雅治
「流石、ペテン師」
「そうだね」
「でも、あんなに楽しそうな雅治を見るのももうすぐ終わりなんだね」
プロになれば、それなりの苦労もあると思う。
「あぁ。きっと、それは仁王だけじゃない。俺も丸井達も同じことだよ」
「精市君?」
「蓮二もプロになるけど、大学に通いながら試合に出るんだって」
「は?」
「知らないだろ?」
「うん。初めて知った」
「だろうね。蓮二はそう言った所を簡単に教えるような男じゃないしね」
「だね」
「仁王先輩、もうちっと加減してくださいよ」
「嫌なり」
そんな会話も聞こえてくるくらいに楽しくできてるならそれでもいいと思ってしまう
「月渚」
「んー?」
「仁王はね、さっき俺達の前で言って来たことも本気なんだよ、きっと」
「うん」
「だけど、それでも日暮月渚の想いも大切にいしてやってくれたんだよ」
「うん。大学を早く卒業しなくちゃいけないね」
「あぁ」
「だけどさ。それでもアイツはアイツで不安なんだよ。個人の試合も多く出始めたのはお前のためだし、それすらも不安なら連れて行けばいいとさえ俺達は思ったこともある。だけど連れて行かなかったのは、ここだったら俺達が匿っていられるから」
匿う?
「きっと、次の試合がアイツの高校生活での最後の試合になる」
次の、試合・・・か
「立海での最後の試合を、お前と仁王に勝利で納めるから、見においで」
「いいの?」
「勿論」
雅治と付き合い始めた時、男子テニス部員でマネージャーをやらせないと決め込んだらしく、入部届を却下されてしまい、挙句雅治からは、試合にも見に来てはいけないとお達しが出ていた私は見に行けなくなってしまった、
「ただし、これは仁王には内緒だよ」
「え?」
「アイツは反対するだろ?だから、内緒で見においで」
「あ、うん」
練習を終わらせたらしい雅治がこっちに戻って来た
「お帰り」
「あぁ。赤也も大分実力(ちから)を付けた様じゃのぉ」
「そうかい?」
「あぁ。他の奴らもウカウカしてられんじゃろうなぁ」
「だろうね」
