唯一無二
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雅治の目線の先にはあたしが借りた料理本。
「部活は決めたんか」
「ばれてたの?」
「勿論じゃ」
決めたんか。そう言うのは立海大附属では
調理をメインとする調理部。裁縫をメインとする家政科部という物に分かれる
「調理部にしようかな」
「そうか。なら"安心"じゃ」
何が安心なのか。それはあたしにも分からないけど
「安心って」
「(男子スポーツの)マネージャーは許さん」
「「!?」」
「ほぉ」
驚いているあたしと精市君に対してさほど驚きもしていない蓮二君の姿
ガシッと掴まれた右腕をおもいっきり上にあげるとあたしは引っ張りあがるしかなくて
「ちょっ」
「仁王」
「それくらいにしてあげようか」
「参謀」
「(女子テニス部の)マネージャーの話を聞いていたのだろう」
「あぁ」
「しかしいいデータが取れた。感謝する」
そう、言われたあたし達
そう言って帰ってしまった蓮二君たち
「どういうことじゃ。乃愛」
「蓮二君や精市君のいうマネージャーって男子の部活じゃなくて。女子テニス部だったんだけど」
「それじゃ、部員と変わらん」
調理部。男子テニス部のマネをブツブツ言いながら考えている雅治
「悪いけど、男子テニス部のマネはしないからね」