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夢小説設定
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「日暮」
「幸村君?」
「精市」
「柳も一緒だったんだね。実は」
そう言って見せて来たリスト
「また随分」
「これはまぁ、必要は必要だが、そこまで」
「だからじゃないか」
「え?」
「そう言うことか」
「あぁ」
この2人は何も言わずともわかるのだろう。そりゃあ中学から一緒なのだからそうなんだろうけど
「これはお前の言っていた東京のショップにしかない者ばかりだ」
「は?」
「そこでだ。1人で行くとは言っていたが」
「俺が一緒に行くよ」
「幸村君?」
「ふふ。仁王の面白い反応がみられるかもしれないな」
「!?」
悪趣味。悪趣味だ
「10時に駅でも大丈夫かい?」
「あ、うん。大丈夫」
「なら、駅で」
「りょーかい」
「何じゃ、また何か企んでるんか」
「いや?」
そう言った幸村君は普段と何も変わらない様子で返答をしていた
ゾクゾクと入って来た部員たちとレギュラー陣
「幸村」
「何だい?仁王」
「月渚の事は諦めんしゃい」
「は?」
何を言っているんだろう?雅治は
「何かを勘違いしていないかい?俺は日暮を何とも思っちゃいないよ。ただの同級生でテニス部の部長とマネージャーだ」
そう言った幸村君に「そうか」と言ってしまった雅治
「なんなの?」
アイツと思ったのも束の間
「ありゃ、完全にヤキモチ妬いてんだろぃ」
「ヤキモチ?雅治が?そんな馬鹿な事」
「あるだろ?そのキスマークが証拠じゃねぇか」
「!?」
丸井君に言い当てられてしまったキスマークを隠すにはすでに遅くて
「あの、仁王がとうとう行動に移したのか」
「それにしたってずいぶん遅いですね」
「まぁアイツの事だ。どれが本当かなんて分からねぇよ」
そう言った真田君に柳生君、桑原君"どれが本当かなんて分からない"それは彼の2つ名の異名があるからこそだろう。
"立海で最も恐ろしいコート上の詐欺(ペテン)師"。そう呼ばれている男なだけはあるのかもしれない
そして生憎今日は部活だけという悲しい出来事もあって
「幸村君」
「何だい?」
休憩に入った幸村君に声をかけて、「分かった」との言葉を受け取って、立海を後にする。それは東京での買い出しの件だ
立海の制服を着て東京に行けば、目立つことには違いはないだろう。
氷帝とも青学とも違う制服なのだから、当然と言えば当然なのだけど家で着替えてからキャリーバックを抱えて電車に乗り込んだ私。誰にも見つからないのは、不幸中の幸いだ
「さて、と」
電車に揺られる事数時間。見慣れた街並みを歩いていく私
「あれ?月渚じゃん」
「ほんまや」
げっ向日君に忍足君
「なんや、神奈川行ったんとちゃうんかいな」
「立海には行ってるよ?当然。でも氷帝には話すことは何もないから」
そう言ったわ私の言葉に「そうだけどよ」って返してきた向日君
「じゃあ、私は用があるから」
「さよか。気ぃ付けてな」
「ありがとう」
2人と別れてきたのは、有名なスポーツショップ
「あ、あった」
これだこれ。それに手を伸ばして、他にも頼まれたものを買い詰めていくと結構な量になったことに気が付いた、
「このバッグで足りるのかどうかの方が不安なんだけどなぁ」
袋数個分の荷物をキャリーバッグに詰め込んでお店を出ると
「幸村君、柳君」
「何を驚く」
「いや。驚くよね?普段練習中の時間だって言うのに」
「まぁ、そうだろうな」
「で?氷帝の奴らは?」
「どういう」
「一緒にいたんじゃ」
「いるわけがないでしょ?とっくに別れて・・・」
あ・・・やば。墓穴掘ったかも
「いたことには変わりはないみたいだね」
