ヤキモチ
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「だが、もう20時になるぞ。男である俺達ならともかくお前は女だぞ?」
「ヘーキだよ」
「え?」
「両親とも、あたしの事なんて気になんかしてないから」
そう言ったあたしに顔をしかめた2人
「仁王は」
「教えてないというよりも試合が近い、マサにこれを離すつもりはないもん」
「何…?」
「本当」
はぁ、と言ったため息をついた2人はあたしの前に座ってきて
「何で、ここに座るの」
「特に意味はない」
意味はないのなら、別の席に座って欲しかった
「あ、そう」
どうせ、この人たちも、何を言っても動く気はないのだろう
「夕飯は」
「もう、終わってるに決まってるでしょ。そんなに遅くに食べないし」
「そうか」
どうせ、この人たちはここでは食べる気はないのだろうけど
「まぁ、あたしもそろそろ帰るし」
「送っていく」
「いらない」
伝票だけ持って支払いを済ませると外で待っていた2人
「待ってなくても良かったのに」
「女の子を1人でこんな時間に歩かせるわけがないだろう」
そう言って来た幸村君意外とあたしはこの人も苦手だ