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夢小説設定
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まだ、日も暮れていないせいか傑君は立海まで送り届けてくれた
「え?」
「和泉が宙に浮いてる…?」
「いや、それ言ったらあのロンゲだって」
「乃愛」
「んー…」
傑君の膝から起きると立海についていて
「明日は悟と仕事だろう?」
「うん」
「無理だけはしないようにね。まぁ悟の事だから乃愛に無理はさせようなんてことはないだろうけど」
そう、だねぇ
「お、おい!」
「何だい?」
あたしが傑君の膝から起き上がって教室の中に入ると
「何で和泉も連れて行った!」
「何でって」
「だって…ねぇ?」
「だって何だというのだ」
術師の昇級だなんて言っても、この人たちが分かるはずがないもの
「傑君の仕事の手伝い」
「そんなもの、学校が終わってからでも」
「キミたちはそう言うかもしれない。でも我々からしたらそんな時間の猶予なんてないに等しい。急に言われて行くことも多々あるさ」