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夢小説設定
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チャイムが鳴った後、他のクラスの人たちは教室から出て行ったけど同じクラスのあのテニス部の女の子はやはり同じクラスか
「6月にある他校の見学に行くのに必要なものを聞いておけよー」
そう言って来た担任。
カバンの中で光っているスマホを見ると今日はやたらと電話が鳴るなぁ。なんて思っていたのも束の間
画面にはお兄ちゃんの文字
「!?」
こんな時間になんて滅多にかけてこない人が珍しくかけてくるというのは仕事か交流会か。どっちかだろう。でも交流会は夏の終わりだ。ということは前者か
席から立ち上がると
「和泉まだ話は終わっていないぞ」
「急用」
スマホを持っているあたしを見て席に戻れと言ったのを無視して屋上へと向かう
「もしもし」
「あ、随分と遅かったね」
「いや学校だし。そんなすぐには出られないよ」
「それもそーねー」
イラッとしたのは言うまでもない。だけどおちゃらけている割にお兄ちゃんは五条家の当主だ
「で?何か用があるから掛けて来たんでしょ」
「ご名答。家の連中だよ」
五条家の方か