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食器をシンクに持ってきてくれた宮野たち女子
「ありがとう」
「こちらこそ」
随分と可愛いところもあるんじゃない。
「じゃあ、そろそろ帰ろうか」
そう言って来た幸村君
「そうだな」
「うむ」
「えぇ」
席を立った皆を送るべく入り口まで行くと
「和泉また明日」
"また明日"なんて、どれくらいぶりに聞いたかしら
「うん。また明日」
「あ、それとマネの件考えておいてよ」
「やらないって」
「まぁ、そう言わずに氷帝での経験を生かしてみてよ」
氷帝でのねぇ
食器を洗い終えたあたしはテレビでも見てゆっくりしようと思ったのにだ
「何でまた戻ってきたの。お兄ちゃん」
「いいじゃん」
まぁお兄ちゃんが突発で来るなんてことは氷帝にいた時も同じことをしていたし何も思わなかったけど
「どれどれ」
そう言ってあたしの方を覗き込んできているお兄ちゃん
「何?」
果物を切ってお皿に乗せていくと
「うん今日はまだ落ち着いてるね」
そりゃしょっちゅう暴走させてたらあたしの体が持たないもの。
「乃愛に頼みがあるんだよねー」
頼み?
「高専の京都との交流会に参加してほしいんだよ」
うげ…
「参加したくない行きたくない」
「えー。そこを何とか」
「ずぇーーーーったいに、イヤ!」
「そこまで拒否しなくても」
「だって行きたくないんだもん」
今年は1つ上に京都には藤堂君と憲紀君がいるんだもん。行きたくなんてない。
来年だったら京都に真依ちゃんもいるんだっけ