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だから立海の入学式にもあの人たちは来なかった
「和泉」
「え?」
「大丈夫かい?」
「大丈夫大丈夫よ。慣れているもの1人でいることに」
そう言ったあたしの言葉に驚きを隠せていない立海の皆
「俺達には考えられない発想だろぃ」
「そうじゃの」
「あぁ」
そうでしょうね。中学も同じような感じなら一緒にいることも多かったんだろうから
「お前も、氷帝でマネをしていたならアイツ等と一緒にいる事だってあっただろう」
「それなりに。でもそんなしょっちゅうでは無かったわ」
「マジ?」
「本当よ」
そんな話を黙って聞いているマネ2人
「帰りは大丈夫なわけ」
「「あ…」」
考えなしだったわけね
「食べて行けば?」
どうせあたしが食べるはずだったのは肉詰めのあまりものだ
「マジ!?」
「跡部から和泉は他人に料理を出すタイプではないと聞いていたんだけどな」
「あぁ」
「跡部君が何を言ったかは知らないけど出さないんじゃなくて跡部君は自分ちのシェフに作らせてるんだからあたしの作った物なんか食べるはずがそもそも最初からないのよ」
「ふーん」
肉詰めを温めた後、さっき買って来たばかりの鶏のひき肉を捏ねて
余ったソースの中に入れて行く
「すっげぇ、うまそーな匂い」
「そう?」