7
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「手、出してみなよ」
「「手?」」
「それで何が分かると」
「誰でもいいけど」
お兄ちゃんじゃなかっただけましか
「俺が出すよ」
「幸村(君)!?」
あたしの手に合わせるように手を出してきた幸村君。だけどその手があたしに届くことはなく一定の距離で止まっている
「!?」
「どういう事だ」
あたしが手を下におろしたところで
「分かった?」
「一体…」
「今のもあたしにとってはそう、難しくない事だけど。どこにでもあるんだよ。"無限"なんて」
あたしも、お兄ちゃんもそれを現実に当てているだけ。まぁお兄ちゃんは呪霊退治に使うことも多いけど
「でもね」
あたしの方からを手を出し握ることは可能だ
「!?」
「わかった?これも呪力の1つ」
「マジ?」
「本当。あの2人のように呪術師として仕事をしている限り非術者…つまりは一般人に手を出すことは許されていないから」
「何で」
「あんた達に手を出して呪詛師になると呪術師と敵対することになる。同じ兄妹でもそうなれば敵対する人間になるっていう事」
「へぇ」