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夢小説設定
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「でもあの2人はお兄ちゃんに見とれてたけどね」
「は?」
「マジ?」
「マジ」
気づいてすらいなかったわけだ。あの2人にはご愁傷さまとしか言いようがない
キッチンでリンゴを剥いてテーブルまで持って行く
「ならあいつ等は僕が乃愛の兄だということも知らないわけ?」
「そうなんじゃない?兄が2人いるとは言ったことがあるけど、それすらあの人たちは忘れてるもの」
「ふーん」
「でもそろそろ特級呪物の回収も始まるよね」
「あぁ。来年だね」
来年だったんだ
「必要なら乃愛にも声をかけるよ」
「うん」
まぁほとんど声なんてかけてなんて来ないだろうけど
「じゃあ、そろそろ帰ろうか」
もう、帰っちゃうの?
「報告書も出さないといけないしね」
あ、そう言うことか
「頑張ってね?」
「もち」
「当り前」
「しゃけ」
下まで送りに行くとさっきと同じメンツの立海の奴らがいて
「彼らかい?」
「そう」
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