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夢小説設定
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ミネルバを降りて基地の入り口に行くと
「こんなに堂々とあたしに会っていてもいいのですか?」
「安室の方はどうか知らないが」
あ、今は安室じゃない?
「俺の方は問題ない」
「あ、そうなんですね」
「俺も今は問題ない」
「あ、そうですか。で?話があるから来たのでしょう?」
「まぁな」
「まどろっこしい話はなしだ」
「うん?」
「明日で構わない。警察庁に来れるか」
「何故」
「確認したい事がある」
確認したいこと…ねぇ
「時間は」
「問わない。明日は俺も光も警察庁にこもりっきりだからな」
あ、そうなんだ
「分かりました。明日にはお伺いしましょう」
逃げようと思えば幾らでも逃げられる。そう考えていたのに
「逃げようって思うなよ?」
「うげ…」
「思ってたんだね」
「最悪」
==
翌日
「お前、軍服じゃ」
「お父様が普通の学生生活をしろってね。この基地を建てているときにはすでに決めていたみたいよ」
「そうか」
「あたし的には軍服とかの方が落ち着くんだけど」
「だろうな。私も今のその姿のお前には違和感しかない」
「だろうね。物資も調達させたんだろ?」
「えぇ。物資はいくらあったって構わないでしょう?特に水は」
まぁミネルバに乗っている女の子2人はそれだけじゃなさそうだけど
「だろうな」
「それに」
「「それに?」」
「カガリやアスランをオーブまで連れて帰ってくれるのよ?それなりにはしなくちゃ」
「そうか」
「帰るのなら気を付けて」
「あぁ」
「久々に会えてうれしかったわ」
「私もだ」
カガリには「いつでも連絡待ってる」と伝えると「分かった」と言われてしまった
「オーブにはあたしの方からも一報を入れておくから」
「すまない」
「でも気を付けて」
「え?」
「今のオーブの行政府の人間は連合よりの人間が多いという事。お父様の遺志を継いでいる人間は少ないという事も分かって居る事だし」
「あぁ」
「カガリもアスランも、馬鹿な事は考えないでよ?」
「分かってる」
整備や補給作業も終わったらしいミネルバはいつでも発進できるとのこと
「では、オーブまでの間ですが代表をお願いします」
「えぇ、お任せください」
パッチを開けて、ミネルバを発進させると
「流石に最新鋭の戦艦だけあるわね」
「はい」
でもどことなくアークエンジェルにもクサナギにも似ている
オーブに連絡を入れると
「なぜそれをあなたが分かる」
「あら。あたしは今ちょっと前まで代表と一緒にいたので」
「何?」
「だから言ってるでしょう?今からザフトの最新鋭の戦艦でカガリとアスランがともに戻ると」
「あぁ」
「代表を乗せている船よ?丁重におもてなしをお願い。それとある程度の戦艦の補修作業もしているけど、残りはオーブで」
「分かった」
「で?オーブの現状は」
「ユニウスセブンの破片が落下している。被害も中々にある状態だ」
あちゃー…
「彼等は」
「平気なようだ」
それなら良かった
「それとミネルバのクルーたちにも上陸許可を出してあげて頂戴」
「だが」
「あら、日本でも上陸許可を出したクルーたちにオーブでは出さないつもり?同じオーブのものなのにこうも大差が酷いとはね」
「分かった。艦長たちにもその旨を伝えておこう」
「お願い」
回線を切って、着替えて出かける支度を済ませると
「珍しいですね。こんな時間からお出かけになられるのは」
「まぁね。ちょっと出てくるわ」
「気を付けて」
基地を出て警察庁に入ると
「すみませんが、関係のない」
「申し訳ないのですが、この2人に今日来るように伝えられているのですが」
そう名刺を差し出すと
「少々お待ちください」
確認を取ると「お待たせいたしました」と言われ
「確認が取れましたのでご案内します」
と案内されたのは
「なんでここ」
「悪いな」
「いいえ?で、確認したいこととは一体何でしょう」
「あぁ。ついこの間の「はくちょう」の件だ」
そう言えば
「なぜ「はくちょう」を壊せた」
「というかそもそもどうやってそんな指示を出すことが出来た?オーブ軍とはいえトップの指示が無ければそうそう軍を動かすことなんて出来る筈がないだろ」
あー…なるほど。そういう考えなのか
「まず、オーブがどんな国かご存じですか?」
「島国だと言う判断は出来るが」
「たしかに島国です。ですがオーブの正式名称国は、オーブ連合首長国といいます。そして中立国でもあります」
「中立国?」
「はい。オーブは、自国の理念さえ守ってくれればどなたでも済むことが簡単にできる数少ない国の1つです」
「!?」
「そして、まぁ日本は警察があって自衛隊というものがありますが、自衛隊も国が動かなければ勝手に動くことが出来ないでしょう?」
「そうだな」
「ですが、他の軍はどうか分かりませんが、オーブは自国の理念を守る為なら、国家元首の言葉を聞かずとも動くことが出来ます」
「!!」
「そして国家元首はアスハ家の人間。カガリもそして、このあたしも同じアスハの人間。別の国にいるとはいえ、あたしが指示を出すという事は国をも守ることにつながる」
「な」
「それじゃ」
「そう、あなたがたの言う『はくちょう』を壊すように指示を出したのはあたし。同じ現場にいたオーブの人間を使っただけの話です」
「な!?」
「それともう1つ。白鳥と同時に地球へ落下していた物体があったはずだがそれも消息が消えている」
「ユニウスセブンのことですね。確かに、同時刻のタイミングで地球へ落下しているとは聞いています。はくちょうの破壊作業を終わらせたと同時にそちらにも向かってもらいましたから」
「え?」
「残念ながら、全てを破壊することは出来ず、日本は平気でしたがオーブだけじゃない。ユニウスセブンの落下の影響が酷く出ている国も多数あると確認が取れています」
「!!」
「まぁ、オーブもそれなりに動く事は出来るので、被害状況もまずまずといった所でしょうが」
「そうか」
「今回は助けられた」
「いいえ。日本に基地を置かせてもらっているお礼だと思ってくださって結構ですよ」
「そうか」
「あたしたち日本基地にいるオーブの人間が、オーブだけを守る為ならべつに日本に基地を置く必要もない。でもそうも言っていられないのがこの現状で、いつどこでどうやってこの国だって狙われるか分からないと言うならば、どの軍よりも先にオーブが入る。そう言っていたのですよお父様は」
「そうだったのか」
「はい」
「そう言えば、カガリというのは」
「同じようにアスハの家で育てられた、あたしの姉であり、今のオーブの国家元首ですよ」
「!?」
「公安の刑事さんなら耳にしたことくらいはあるかと。オーブの獅子の娘は2人いると。そして1人は国政を担い、1人は戦争へ行く軍人だと」
「そう言えばそんな事を聞いたな」
「それがあたしとカガリです。あたしは軍人として。いつでも戦争へ行く支度も出来ている」
「戦争に行くという事は死も覚悟しなければいけないと」
「そうですね。あたしもカガリも2年前の戦争の時に死を覚悟はしていますよ」
「え?」
「2年前の戦争の中あたしもカガリも戦艦に乗っていましたし、カガリに関しては乗っていましたからね」
「な!?」
「そしてあたしもカガリも自分の目の前で父が国を守って自害したのを見ている」
「!!」
「あたしは1人でもお父様のような人を出したくなくて、今も軍人として生きている。オーブの理念を守りながら」
「そうか」
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