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「ジェネシスは連射が聞かないのが唯一の救いです」
光学映像を出すと
「恐らく、1射毎にこのミラーを交換しなければならないのでしょう」
それもまた面倒な
「だが本来はフェイズシフト装甲。その前にはヤキン・ドゥーエと何重にも張り巡らされた防衛線だ。地球軍も総力戦で来るだろうが」
「これは容易では無いですね。ミラーの交換に要する時間は、どれくらいなの?」
「2射目の標準は月かそれとも」
「地球…オーブかという事ですか」
「地球軍はまた核を撃ってきますよね」
「えぇ」
「恐らくは」
アラートが鳴ったと思ったら
「地球軍艦隊、進撃を開始!」
「全艦発進準備」
そう言ってきたオペレーター
「オレンジ25マーク12アルファにドミニオンです」
「モビルスーツ発信してください」
全艦モビルスーツ出ると
「ミーティアリフトオフ!」
出撃した直後に出て来たのは先ほどと同じジェネシスが発射されたのだ
「月基地を…」
「これ以上あれを撃たせてはなりません」
「矛先が地球に向いたら終わりだぞ!」
アークエンジェルとドミニオンが激戦を繰り返している状況で
「カガリ!」
ルージュを助けていたのはダッシュされた機体だ
「なんで」
激戦を繰り広げている中、必要な期待は補給をと。そして他の機体はジェネシスへ行っている中
「ドミニ艦より脱出艇!?」
「艦を放棄するようですね。回収できるようなら回収を!」
そんな中、アークエンジェルがドミニオンを撃ち倒していて
「核を撃たれ、その痛みと悲しみを知るわたくし達がそれでも同じことをしようと言うのですか?撃てば癒されるのですか?
同じ様に罪なき人々や子供をこれが正義と互いに放つ砲火が何を生んでいくのか、まだ分からないのですか?まだ犠牲が欲しいのですか?」
「ジェネシス射程距離に入ります」
「フェイズシフトとて無限じゃないんだ」
ジェネシスに攻撃をするものの弾かれてしまい
「はっ!?」
「くそー厄介なもんを!」
「ヤキンに突入してコントロールを潰す」
「ん?」
「アスラン?」
「何を」
「アスラン!」
「カガリ!」
「大丈夫だ、任せろ」
「モビルスーツ接近!ブルー52チャーリー」
モビルスーツから出てくる攻撃に
「回避!取り舵!」
「あれは…」
突入したカガリもアスランも出てこない中ジェネシスが爆発をした
「うそ…」
「キラ!」
世相が終わったと同時に
キラもカガリも少佐以外全員が無事だったのだ。
オーブに戻ってきたあたし達はこれからが忙しくなるだろう
キッチンで喧嘩をしている子供たちもいれば、外で遊んでいる子供たちもいる
「あらあらケンカをしていては美味しい物は作れませんよ?」
なんて言っているラクスに子供たちは懐いているのだ
テレビでは「プラント、地球間終戦協定に向けての事務レベル協議は本日…」
なんてアナウンサーが話をしていて
夜になれば、カガリがアスランと一緒に帰ってきて
「しかし、難しいものだ実際」
「まぁ、オーブは国そのものが戦渦に巻き込まれたものね。だから平和がどれほど大切なものか、戦争がどれほど愚かな事か。オーブの皆がよく分かって居るからね」
「だが、そうでない…国はな…」
「相手を信じられなければ、銃は下せない。そういう事ですわね」
食事中だと言うのにため息しか出ないあたし達に
「プラントも同じなのでしょうか」
「どうかしらね。互いにまず銃を降ろさなければ、話は」
「分かってるはずなのにな」
「もう誰もがこんな事を望んでいないという事に」
食事を終わらせて、片づけをし始めた子供たちとラクス
「カガリ」
「ユキ?」
「ちょっと…いい?」
「あぁ」
外に出るとアスランとキラも丁度外にはいて
「で?なんだよ」
「今回の事が少し落ち着いたタイミングでカガリには言おうと思っていたのだけれど」
「あ?」
お父様から貰った写真。それを見せると
「これ」
「うっすらでしか覚えていないけど、あたしの名前があるしきっとキョウダイなんだと思うわ」
「そうか」
「あたしは、日本基地に行く」
それこそカガリも驚いていたけれど
「でも今すぐにっていう訳じゃないわ。頃合いを見計らってから行くから、その時にはまたカガリにも言う」
「分かった」
子供たちから中から「遊ぼう」って声が聞こえてきて
「何して遊びましょうか。でも室内でよ?」
追いかけっこ!と元気よく言って来た子供たちに室内で出来るか分からないけど、と思いながらも遊んだ後に、ラクスが歌っているのを子供たちも聞いていて
「でもよく戦場に出たな?」
「ん?」
「ラクスはそうやって歌っている方がよく似合ってる。流石は歌姫って所かしら」
「そうですか?でもキラが」
キラ?
「泣いていたのにそれでも戻ると言ったので。わたくし達は自分に出来ることをまだよく知らないのかもしれません。世界は誰かが作るモノではない。それは」
そう言った後、「うわぁ」と言った子供の指先には「流れ星いっぱーい」と流れ星が降っていて
「そうね」
その1年後
