35
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「ま、立海には風邪ひいて休みになることは伝えてあるし、暫くは高専にいた方がいいね。彼らがいつあの家の前まで来るか分からないと言うのもあるし。どうせ帰ったところですぐに立海に行きそうだしね」
そう言っているお兄ちゃんは
「僕と一緒に"領域展開"やって行こうか」
「で、でもっ」
「言っていただろお袋が。呪力操作が出来なくても出来たって。
乃愛の呪力量なら恐らく領域展開が出来るはずだから」
「!?」
そんな簡単にお兄ちゃんに言われてもあたし、出来る自信なんてない
「大丈夫。乃愛が領域展開が出来るの知ってるの僕と傑だけでしょ。他の術師にも見せるつもりはないから、安心してやって良いよ」
「う、うん…」
「ちょっいきなり領域なんて使わせればどうなるか…!」
「咲依大丈夫なんだ。乃愛にしか出来ない領域なんだ。和泉家の術式を継いだ乃愛だけなんだ」
「そんな…」
「僕たちもどんな領域展開になるのかもさっぱり。分かっているのは乃愛本人だけ。そう言っておくよ」
「どう言うこと?」