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そう言ったあたしの事射場の直後に傑君の呪霊操術により
目の前にいた男から引きはがされ、あたしは傑君とお兄ちゃんの傍に引き戻された
「大丈夫かい?」
「う、うん…」
怖かった。率直にそう思った。
敵とあそこまで、接近するなんて今までになかったことだ
「五条乃愛。いずれすぐに迎えに来る」
そう言った男が自ら帳から出ようとした時だ
「!?なぜ、出られぬ」
「何故高専に帳を張って、そう簡単に出られると思ったんですか」
「そうだね。今は高専に僕が帳を張っているからね。そうやすやすと逃げられちゃったら困るんだよ」
そう言ったお兄ちゃん
「さすがだな」
「そのフードを外してもらおうか」
そう言ったお兄ちゃんの言葉に七海君が猪尾君と一緒に相手のフードを取り外すと
「!?」
「やはりか」
どう…して…?
「どうして、あなたなの…?」
お姉ちゃんと杏璃さんを連れて行こうとした人物は
東京にある五条家で使用人として、あたしが信頼していた男の人で
「分からないのですか?あなたのような中途半端な人間が、呪術師として五条家にいることが"汚点"であるということ。
それは和泉家の"汚点"であり"恥さらし"ということにもなるのです。
そんな術師、早々に消さなければならないのです!!」