34
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「まぁ、立海には乃愛が風邪をひいて休んでいることにしているから
これから東京の高専に戻って乃愛は咲依と少し、話をした方がいい」
「え…?」
「真依たちはもう京都校に帰ってきている。だけどまだ会いたくなんてないでしょ」
「会いたくない」
寧ろ合わないで済むならそうしたい
「だから京都校には寄らない。だけど真希や棘、パンダも心配してたから元気な姿を見せてやりな」
そう言ってくれたお兄ちゃん
「うん…」
それでも、正直今は高専の誰にも会いたくないのがあたしの思うところで
でも高専内からは出られないお姉ちゃんに会うにはどうしたってあたしが高専内に行くしかないという事実も変わりはしない
「で?私に言ったごめんなさいの意味は」
「知ってた。鏡でお兄ちゃんとお姉ちゃんが高専のあたしの部屋にいたことも、お姉ちゃんが言ってたことも。
だけどそれでも高専にも、東京にある五条家にも帰りたくなくて、神奈川にある家だったら荷物を取りに帰ってすぐに帰ればいい。そう思ったの。
だけど傑君がいるなんて思わなかったし、心配をかけたのも分かってる」
「だからごめんなさい。なんて言って自分の術式の中に入ったのか」
「うん」