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夢小説設定
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「まずあたしが跡部君と会ってたのは本当。跡部君に頼んだの」
「「頼んだ?」」
「迎えに来て欲しいって」
「な!?」
「まさか」
「あたしがいたのは跡部邸。立海の皆も本当は知ってたの。跡部君からあたしが跡部邸にいることを伝えてくれていたから」
「そうか」
「それでも知らないと言ったのはきっと乃愛を守ってくれていた証拠だ」
「GPSを切ったのは」
「跡部君の所にいるのを知られないようにするため」
「…!?」
「でも、跡部君にはきっとばれてたんだと思う。最初から"浮かない顔してやがる"ってそう言われたから」
「そうか」
「じゃあその後だな。七海たちに会ったのは」
「!?」
会った。冥さんの名義で一泊だけホテルに泊まったのも覚えてる
「何も七海や冥さんにまで黙って姿を消すことはないだろう?」
「言えば…」
「何」
「言えば、七海君の事だから引き止めると思ったの」
「アイツの性格上そうだろうね」
「だから冥さんにも黙って早朝に駅のホームに行ったの。それなのにすでに駅のホームには2人がいて」
「!?」
「七海君には言われちゃった。黙って行く必要はないって」
「まぁ、それは七海が正しいね」