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夢小説設定
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「何かを言われても何も言わなかったこの子がいきなり京都に来て、お見合いも結婚も断らない。なんて言うから何事かとも思って私の術式をかけたけど、それすら拒むほどのことを言われたんでしょう」
「あぁ。氷帝に行った帰りにの出来事の事でちょっとね」
「そうか」
「まぁ、婚約も結婚も夏油君なら問題もないでしょう。
乃愛も昔から懐いているし、全く知らないわけでもないのだから」
なんて言っているお母さんはきっと知らないんだろうなぁ。傑君が本当にあたしと婚約なんてしてくれるはずがない事
「乃愛?」
「ううん…何でもない」
「じゃあ目的も果たせたし、僕たちは明日からまた任務が入っているからこれで帰るよ」
「乃愛はどうするつもり?」
「当然。連れて帰るに決まってるでしょ」
なんて言っているお兄ちゃんはあたしの手を引っ張り上げて
「ちょ…っ」
「悟。ほどほどにしないと本当にどこかに行ってしまうんではないのかい?」
「だろうね」
なんて言っている2人
「にげ、ないから…離して」
「本当かよ?」
「…っ」
「大丈夫だよ悟。乃愛もそこまではバカではないだろう?私たちからは逃げられないって言うこと」
「あ…」