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「だからこそ乃愛を和泉に連れていかれないように、わざとあんなことを言って跳ね除けたのよ。
この子が本当は誰よりも甘えたかったのも知っていたわ。あの当時咲依からも言われたもの」
「!?」
「悟は知らなくて当然よ。高専に早くに入れてしまったから」
そう言ったお母さんは泣きそうな顔をしていて
「その1年後に乃愛は私たちにも言って来ていた。咲依が変な人に連れて行かれるのを見たと。それが術式での話であることに変わりはなかったが私たちはそれを信じることが出来なかった」
「それで咲依は連れていかれ、高専にいる僕の所に乃愛が来たって言うのか」
「あぁ」
そう言っているお兄ちゃん
「だけど咲依は連れていかれ、洗脳されていただけで非術者を呪殺していない。だから高専預かりとして10年はいてもらう。
今回も乃愛の面倒を見て貰うために協力してもらっていたタイミングだったんだ」
「なるほどな」
「禪院の双子のどちらかだろう。"真依"と言うのは」
「あぁ。京都校の方にいる妹の方だけど」
「そうか」
「そうそう真希からもきっとお説教が待ってるから。それは覚悟しておいた方がいいよ」
え゙…っ