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そう言うと何かを考えている様子の冥さんと七海の姿
「その逆があるかもしれませんね」
「「逆?」」
「あぁ乃愛は京都にいるのかもしれないな」
「な!?」
翌朝
「ご、五条さん!」
慌てた様子で、僕と傑たちの所に来た伊地知も疲れている様子の顔をしている
「どうした」
「そ、それが…」
それが?
「き、きょ、京都のお父様からお電話が入っておりまして」
「親父から?」
そう言った途端驚きを隠せていないここにいる術師全員当然、真希たちも含めている。
「何だ」
「乃愛さんの事でと」
更に驚きを隠せなくなった
それと同時に乃愛が京都にいることが確実になった
「今いく」
「はい」
職員室で、電話に出ると
「お電話変わりました。悟です」
「悟だな。乃愛がこちらに来ている」
「!!」
やはり…か
「もうそっちには帰らせないぞ」
「どういう意味だ」
僕の言葉に周りが凍り付いたのが分かった
「乃愛が見合いも結婚も断らないと言ってきてな。私も母さんも乃愛にお見合いさせて早々に五条家からは出て行ってもらう」
「何言って!」
「言っただろう。断らないと言ったのは乃愛だ」
「何?」
乃愛がそんな事言うはずがない。というか言わせないようにしてきたと言うのに
それだけ、あの言葉が乃愛を傷つけたのか
「じゃあ、それは僕にも選ぶ権利があるってわけ?」
「お前が今は当主だからな」
ふーん。なるほど。乃愛をこっちに連れ戻す事も出来るわけだ
「いつ」
「明後日までには1度京都に来い」
それだけ言って電話を切った親父