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夢小説設定
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「多少の事は我慢するでしょう。あの方なら」
「あぁ。だけど違ったんだよ乃愛はきっと我慢の限界だったんだろう」
「え?」
「僕たちの前で、しかも乃愛は真依たちの前で、"もういい"ってそう言ったんだ」
「もういい?それは一体」
「何を言われたかは知らないが、乃愛は自分が悪者にされていると思っているんだろうな」
「あぁ」
「残穢は」
「今はどこにあるか分からない。駅に行ってもどこの電車に乗っているのかも分からない以上探しようがない」
「確かに」
「スマホに取付けてるGPSすら今は切られている」
「な!?」
「僕や傑。硝子の電話にも出ないし、いつもは真希の電話に出るのにそれにすら出ることがない」
「な!?」
これだけは想定外だメッセージすらも見ている気配がない
「両親の所に行くとは思えない。両親に嫌われている…と思っている乃愛が京都に行く可能性はないだろう」
「あぁ」