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悟side
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乃愛がいなくなったあの日神奈川のマンションに乃愛は術式を使って何かを持って行ったと傑から言われた
恐らくどこかに隠れている場所にでも必需品だろうけど、どこにいるかが分からない。あの跡部君からも乃愛の残穢が翌日には付いていなかったからだ
氷帝に行っても乃愛がいる気配が全く見当たらない。僕たちが眠れなくなったことを彼らには悟られてはいけない
「お兄さん」
「あ、あぁ。済まないね。ちゃんとしたもてなしが出来なくて。
立海に戻っても元気で乃愛の事もよろしく頼んだよ」
そう、立海の彼らに託す事も出来るのは乃愛が少しでも信用した証拠だったからだ
「はい」
そう言って帰って行った立海の奴らを見送った後、再び探し出すことにした時だった
「悟!」
「傑?」
スマホの名前すら見ないで出た僕に掛けて来たのは傑で
「すぐに高専に来てくれ」
高専に?
そう思いながらも、高専に飛んでいくと冥さんと七海の姿が一緒にあって
「何、僕は忙しいんだけど」
「乃愛の事だと言ってもかい?」