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夢小説設定
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「そうね。今日の夕飯はあの子の好きなものを作って貰いましょうか」
「あぁ」
子供たちだけなのだ。親である私たちが乃愛を嫌っている。なんて思っているのは
「…っ畏まりました」
再び乃愛の部屋に術式を施すと
「ごめんなさい。出来の悪い娘で、ごめんなさい…出来の悪い妹でごめんなさい…」
そう言っている乃愛の声が聞こえた
「こんな事を思っていたのね乃愛は」
「そうだな。私たちのせいでもあったな」
そう言っている私たちの言葉は、乃愛の元には届かないだろう
「あの子は、婚約も結婚も断らないと言っていたわね」
「あぁ。月曜日少し動かすとするか」
「悟も咲依も乃愛が決めたことだと言えば何も手を出さないでしょう」
「どうだろうな。乃愛の事に関しては悟は人一倍気にかけていたからな。まぁそれは今も同じことが言えるだろう」
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両親sideEnd
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