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家の中に入ると、お父さんもやっぱりいて
「何で、京都になんて来た」
「好きで来たんじゃない。あなた達の好きなお姉ちゃんたちと一緒にいたくなかっただけ」
「「!?」」
「日曜日までここの娘で居させて」
「何を」
「そしたらもう…お見合いも結婚も断らないから。だからお兄ちゃんたちにも連絡しないで欲しい」
「いいんだな?それで」
「はい」
そう言ったあたしの言葉にため息をついた後、分かった。そう言った両親は、幼かったあたしがお爺様と使っていた部屋をそのまま使っていいと言われた
部屋に入ると何も変わっていないこの部屋に安どを覚えたあたし
ベッドに横になると、皆の顔が浮かんできて、自然と涙も出て来てしまった
「ふぇ…っ」
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両親side
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部屋に入って行った乃愛を見届けると
「あの子あんな顔をすることなんてあったかしら」
「無かったな。しかし問題はそこではない」
「えぇ」