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夢小説設定
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「分かった」
跡部君と一緒に食堂について行くと、あたしの分まで用意されていて
「どうして」
「朝くらいちゃんと食え。それにこれでも量は少なくしてある」
「ごめん。ありがとう」
「本当食わねぇよな。お前」
「うん」
「まだ一ノ瀬が俺達の前でお前に言った事気にしすんな。そんなこと気にしねぇ方が可笑しいけどな。俺達にはこれしか言うことが出来ねぇけどな」
「大丈夫。あたしが拓海に会わなければ済む話だもの」
朝食を食べ終わった後、跡部君たちは普段通りに学校へ向かって行った
きっとお兄ちゃんたちは任務やら真希ちゃん達の体術やら武具の扱いとかしてるんだろうけど
「乃愛様」
「はい?」
「室内からでもお庭が綺麗に見える所がございますよ」
「そう、なんですか?」
「はい。奥様やお爺様がとてもお気に召しているので冬の寒い時でも見られるようにと」
そう言って案内してくれたのは、日差しも風も心地いい程度に入ってくる場所で
「本当ですね」
「では、ごゆっくりとされていてください」
「ありがとうございます」
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