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夢小説設定
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「今そんなことを言ってもどうしようもないだろ。京都の両親の所には行くはずがない。神奈川の家にも帰ってる形跡がない。五条家にいれば使用人からの連絡があるはずなのにそれもない」
「どこに、行っちゃったの…っ乃愛…」
「…」
今ここで声を出せば術式を発動してることがばれちゃう。静に術式を解除した後、神奈川の家に術式を作動させると、誰もいないことに安心感を覚えて
洋服をクローゼットから取り出してすぐに跡部邸の客間に戻って行く
ここにだっていつ誰が来るか分からない。そんな場所にいつまでもいるわけにはいかない
鏡の中に入ろうとしたときだった
「誰かいるのかい?」
!?
ヤバイ。傑君の声が聞こえる…っすぐに鏡の中に入ろうとしたのに
「乃愛!?」
「傑君…」
「一体どこで…」
「ごめんなさい」
鏡の中に入ってすぐに跡部邸に戻る。まさか傑君が神奈川の家にいるなんて思わなかった
きっと暫くは神奈川の家に傑君かお兄ちゃんどっちかがいるはずだ