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夢小説設定
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跡部邸につれてきて貰ったあたしは客間には広すぎる部屋に通されてしまった
「み、ミカエルさん」
「何でしょう」
「こんなに広いお部屋じゃなくても」
「大丈夫です。ここは客間でございます。他のお部屋はもっと広いんですよ」
なんて言っている
この部屋だって十分すぎるくらいだ
「景吾おぼっちゃまが帰って来るまで申し訳ございませんが」
「構いません。急な来訪なのに申し訳ありません」
「いいえ。とんでもございません。ごゆっくりとされてくださいませ」
頭を下げて客間を出て行ったミカエルさん
客間とはいえ、今は高専の皆誰にも会いたくなくて結界を張ってソファに座り込んだ
「入るぞ」
「!?」
そう入って来たのは跡部君で
「ごめんなさい。急に呼び出したりして」
「いやかまわねぇ。だが氷帝で連絡先知ってんの俺様だけじゃねぇだろ」
「皆、馬鹿正直に答えちゃいそうだからさ。氷帝に行けばきっと拓海にも会っちゃいそうで跡部君に電話するしかなかったの」
「そうかよ」