32
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「とりあえず車に乗れ。幸村たちにもアイツの事はまだ話してねぇ。それとGPS切っておけよ。俺様の家に連れて行ってやるから」
「ありがとう…」
スマホのGPSを切ったあたしは跡部君と一緒に跡部家の車に乗り込むと、そのまま跡部家に送り届けてくれた
「ミカエル」
「はい。景吾坊ちゃま」
「俺様がいない間、コイツの事頼んだ」
「畏まりました」
きっと今は情けない顔をしてるから立海の皆もいなくてホッとしてる
ある部屋に通されたと思ったらスマホから着信の合図があったけど
お兄ちゃんの名前で出る気力も無くて、そのまま電話を切った
==
高専side
==
「ダメだ。GPSを切られた」
そう言った悟の言葉に驚いている皆
「いや真依が悪いだろ」
そう言った真希
「どういう意味よ」
「お前よりも私たちの方がアイツと過ごした時間が多い。真依が言ったことはアイツにとってタブーなんだよ」
「は?」
そんなことを話している間にも電話を掛けている悟
「ダメだ。電話すら出ない」
「残穢は」
「さっきの衝動で広がってる。この高専にだって結構な残穢が残ってる。どこに行ったかなんて分からない」
「こんな所で躓くとは」
「実家はまずないでしょうね」
「だろうね」
「あぁ」
実家に帰れば乃愛が信用している使用人でも悟や傑に連絡が入るだろう
だけどそれがない。ということはまずありえない
「私は神奈川の方を見に行って見るよ」
「あぁ」
神奈川に帰る可能性もあったのか
「くそっ」
「っていうか乃愛の言うとおり何で京都校の人間が乃愛がここに来ること知ってたの」
「そう言えば」
「乃愛もそんな事言ってたな」
「学長が話していたんだ」
「学長が?」
「そう。昨日から1週間ほど、東京の高専に来ると」
「!?」