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夢小説設定
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何で…
結局はあたしが悪いんだろう
「「!?」」
「もう…いい」
「え?」
級に走り出したあたしに皆が驚いた声を出してたのが分かる
高専を出て家の車も呼ばないで実家に帰ればどうせ使用人がお兄ちゃんに連絡するのが目に見えている
でも氷帝に行けば、きっとアイツがいるから…神奈川に帰ってもきっとお兄ちゃん名義の家だ。
すぐにばれるだろう。でもやっぱり、こうするしかないのか
「何だ」
「お願い」
「!?お前GPSは」
「つけてる」
「そこに居ろ。迎えを寄こす」
「ありがとう」
「構わねぇよ」
そう言ってくれた跡部君
暫く公園にいると
「おい」
なんて昨日ぶりに聞いた声に安心感を覚えた
「跡部…君」
「何が…」
急に抱き着いたあたしに何も言わないで抱き留めてくれて
「おい」
「お願い。暫く…跡部君の所に居させて」
「何言って」