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夢小説設定
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「同い年だよ。そして"親友"だよ私と悟はたった1人だけの」
そう言った傑君
「たった1人?」
「そう。私たちのような人間が特殊なのはわかるだろう?昨日の高専を見ていれば」
「まぁ、なんとなくは」
「じゃあ、それが一般家庭から出てきた人間はどうなると思う」
「気味悪がられるでしょう」
「そうだろう?だから私は高専に入るまで、この術式に関しても呪霊が見えることに関しても両親はおろか身内全員にも言えなかったんだ。だけど高専は違う。乃愛もそうだが、悟も呪霊が見えることが前提として、呪術師としての育成機関として入ることが出来る。そこに、言えなかったストレスっていうものはない。そう言うことだよ」
そう言った傑君
「そんなにストレスって」
「たまるよ。キミたちのように部活でモノに力を籠める人たちもいれば、乃愛のように定期的に私たちと一緒に体術を行いながら発散する人もいる」
「!?」
「お前、たまに東京にいるって言うのは」
「本当だったのか」
「何で、嘘なんか言わなくちゃいけないのよ?」
嘘を言う理由はあたしにはないと言うのに
「でも彼らが言っていることも事実だよ。乃愛」
「へ?」