31
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
学校を出ようとしたときだった
「五条」
「?何?」
「これだけ出来るくせに何で立海ではやらねぇ。あの人たちがお前がやりたいと言えばやらせてくれんだろ」
「そう、かも知れないわね。でもそうすることで彼に出くわすことがあるかもしれない。あたしは彼に会うことが出来ない。会うことすら拒絶している。それは中等部の時に嫌と言うほど分かっているつもりよ」
中等部で彼に言われた言葉が今でも突き刺さっていることは事実で
学校に来ることすらできなくて、呪術高専で氷帝から出された課題をやっていたことも事実だもの
「お前…」
「だから、氷帝での公式戦にも1年だけだったでしょう?」
そう言ったあたしの言葉に驚きを隠せない立海の皆
「跡部」
「何だ」
「乃愛の言う彼と言うのは一体誰なんだい?」
「それはコイツがいない方がいい。何が起こるか分からねぇ。どうせお前らは明日からも来るんだろ?あーん」
「あぁ」
「その予定だが」
「その時に話してやるよ。そろそろ来るだろ」
そう言ってすぐに来てくれた傑君とお迎えの車
「お疲れ様乃愛。悟からこれ預かっているよ」