30
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「何が言いたい」
「その舌打ちの癖」
「「!?」」
そう言ったあたしの言葉に驚いたらしい忍足君と向日君。あたしよりもこの2人の方が一緒にいる時間は多いのに気づいていなかったんだろう
「へぇ」
「でも、あたし負ける気はないから」
「それはこっちだって同じだっての」
ボールをゴールに入れると丁度終了の合図を出してくれた宍戸君
ボードを見ると2点差であたしの負けだった
「勝ったと思ってたのに」
「ほんまや」
皆の傍に戻ると
「あの連中と組んでバスケしただけなのにそれでも負けず劣らずな運動神経なんだな」
「まぁね。昨日も見たでしょう?兄との体術訓練」
「あぁ」
「あれをやってくれる傑君たちには感謝してる。おかげで今、こうやって体を動かすことに何の抵抗もなく動かすことが出来る」
「そういうことか」
なんて納得したらしい柳君
「どう言うことじゃ。柳」
「氷帝にはジムと同じ設備があると言っていただろう」
「言っておったな」
「だが機械で体を動かすのと。対人間で動かすのは体の動きが変わってくるのだ」
「「!?」」
「乃愛は実際にお兄さんたちと一緒にそれをすることであれだけの身体能力を手に入れたと思った方がいい」
「なるほど」