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夢小説設定
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「そこは、コイツを使えばいいだろうが」
そう言っている跡部君はあたしの方を指していて」
「何で乃愛なんじゃ」
「コイツの実家はな」
「まぁほとんど知ってるよ。第一今朝だって五条家の車で来ているし、放課後も五条家の車で帰るもの。それに彼らが泊っているのは五条家よ?知らないはずがないでしょう」
「そうか」
「第一立海で男子テニス部の部室をたった1日で直してるんだから」
「そういや」
「そうじゃったの」
「さすがだな」
「氷帝は跡部がやってたからな」
そうね
「中等部にもここ高等部にもジムと同じ道具を取りそろえやがったしな」
「へぇ、そんな道具まで取り揃えてるんだ」
「うむ」
「実に興味深いな」
なんて言っているけど、あたしは全くと言って良いほど興味がない
「後で見せてやるよ」
そう言っている跡部君
日程予定表を見ると、一番最初から体育となっている
「1限から体育なのね」
「あぁ。作り方は中等部とほとんど変えていないからな」
ほとんど…変えていない…?
「昼もどうせお前は屋上で食べんだろ」
外を見ると風がちょうどよく吹いていて気持ちよさそう。お兄ちゃんの上着でも持ってくれば良かったわ
「そうね。今日は屋上にしようかしら」