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「じゃあ、心配かけちゃったお詫びに夕飯はあたしが作るよ」
そう言ったあたしの言葉にすぐに反応した棘君たち
「マジ?」
「おかか…!」
ベンチから起き上がると掛けてくれてあった毛布を畳んで
棘君に渡すと
「こんぶ」
こんぶ!?
「持ってろってさ」
「そっか…ありがとう。棘君は優しいね」
「しゃけ」
グラウンドを後にして食堂に行くと、まだ何もしていないおばちゃんたち
食堂のおばちゃんは見えていない人たちがほとんどで
「あら乃愛ちゃんいらっしゃい」
「お邪魔します」
キッチンに入ってくるあたしを疑問に思っているのであろうおばちゃん達
「乃愛ちゃん?」
「あ今日は大丈夫ですよ。あたしが作るので」
「あらそうなの?」
「ならお願いね」
そう言ってそそくさと帰って言ったおばちゃん達
そりゃ、呪いが見えているあたしたちを普通に思うわけがない
「さて、と」