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夢小説設定
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「強硬手段を取ろうと思ってるんだ。僕も傑も」
強硬手段…?
「杏璃たちを1度その例の呪詛師の所へ帰して残穢を追う手段。杏璃とアイツにも位置を特定できる呪符を構築してもらうんだ」
「そっか」
「その分乃愛にも危険が及ぶ可能性が非常に高くなる」
そう言って来たお兄ちゃんと傑君はあたしを見ていて、立海の皆は驚きを隠せてはいない
「うん。お兄ちゃんたちがそう言った時にはもう覚悟はできてたよ」
「そうか。まぁ乃愛に何もないように交互で見るつもりではいるけど、とりあえず七海を乃愛の引率にしようと思っているんだ。補助監督では呪霊が出ても対処のしようがないからね」
「分かった」
朝食を済ませて、立海の制服に着替えると、外には既に五条家の車を用意してあって
「立海の皆も何もないとは思うけど用心しておいて。何をしでかしてくるか分からないのが呪詛師なんだ」
「分かりました」
「さすがお兄ちゃん、やることが早いんだから」
「は?」
「これって跡部の家の車なんじゃ」
「まぁ、跡部君が出しても構わないけどきっともれなくあのメンバーがくっついてきそうでもないわね」
「確かに」