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夢小説設定
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「あたしの両親はお姉ちゃんがいなくなってから…というか、お姉ちゃんがいなくなるのを見せられたのが3歳になってすぐ。その時からあたしは両親に嫌われてるからさ両親の温もりなんて知らないの。お兄ちゃんや傑君。高専にいる皆の温もりしか分からない」
そう言ったあたしの言葉を黙って聞いている立海の皆
「皆はさ、ちゃんと親の愛情とかを受けるけどあたしにはそれすらないの。未だに」
「な!?」
「下の兄妹がいる人はさある程度兄弟として、家族として接することが出来るでしょ」
「あぁ」
「そうだな」
「あたしはそれがお兄ちゃんと傑君たちで、同じ年の高専のメンバーで、京都校のメンバーだったってだけの話」
「そうなのか」
「えぇ。呪術高専はこの日本にたった2校しかないもの」
「は?」
「ここ、東京と京都の2校。お兄ちゃんと傑君が教員としているのが東京校」
「ふーん」
「でもよー。お前交流会とか言ってなかったか?」
「言ったわね」