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夢小説設定
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「乃愛は呪詛師になんかすることはないしするつもりもない。私の任務失敗もあった時だって、一般人の邪魔さえ入らなければと思うこともあったさ。だけどそんな私に何も言わないで、何も知らないまま笑顔を向けてくれた乃愛には感謝しているよ。私も菜々子も美々子も」
「え?」
「…っ」
「そんなことを言っていたらその任務で失敗した時、乃愛が笑顔を向けてくれなければ私は高専や他の呪術師、悟たちを裏切ってでも呪詛師になっていただろう」
「!?」
「傑様まで、そんな…!」
「だけど傑の言うことも本当の事だ。なりそうになっていたところを救ったのも事実だし」
そんなことを言ってくれているお兄ちゃん。
他の使用人の女の人と男の人が来てあたしがいることに驚いているようだったけど
「お久しぶりでございます、お嬢様」
「!?」
この男がそんなこと思っているなんて思わないけど
「お久しぶりです」
「しかし立海に行かれて落ち着いたかと思われたのですが、まさか戻ってこられるとは」
「何が言いたいの。オマエ」
「これは失礼を致しました」
そう言ってさっさと引き返した男の人
「お兄ちゃん、あたし…」