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夢小説設定
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「どうだった」
「杏璃さんは分かんない。だけどお姉ちゃんは呪詛師じゃないかもしれないって」
「「!?」」
「それをあの学長や上が許すと思うか」
思ってなんかないけど
「そこは、お兄ちゃんがどうにでもするって」
「どうにでもって」
「それにお姉ちゃんがあたしを殺す気ならとっくに殺してるだろうって」
「それは」
「あり得るわね。あの人の性格上」
なんて言ってる真希ちゃんに真依ちゃん
「お兄ちゃんも傑君もそのことでこれから忙しくなるって」
「まぁ、実際に忙しいのは」
「悟の方だろ。家の方とかな」
そっか
お兄ちゃんたちはあたしがここにいた方が守りやすいとは言っていた
だけど、このゴタゴタに立海の皆まで巻き込みたくない
「幸村君。柳君」
「何だい?」
「ちょっといいかな」
皆と離れた場所に来たあたしたち
「どうした」
「明日まで、本当は高専の予定にしてたんだけど。ちょっと忙しくなるの。明日」
「へぇ」
「だから、お兄ちゃんたちからの提案。1日早いけど氷帝に行ってもいいって」
「「!?」」
「どうするかは幸村君たちに任せる。あたしもお兄ちゃんには氷帝に行ってもいいって言われてるし、1回だけ行くつもりだったんだけど」